ヴィンテージカーがほしいならショップに行ってみよう。安くはない買い物だ、わからないことはスタッフにどんどん聞く。エンジンをかけてもらい、できれば試乗もしよう。そしてじっくり考える。……そんな読者諸兄の目線から、専門店に並ぶ旧車を編集部が拝見。ボディは? エンジンの調子は? 買うべきか買わざるべきか? そのリアルな姿をお伝えする。
旧車、クラシックカー、ヴィンテージカー。
古いクルマの呼び名は人それぞれだし、その価値観、楽しみ方もさまざまだが、
我々が魅せられてしまったことだけは間違いない。
ならばその第一歩を踏み出すにはどうしたらいいのか。
旧車はカワイイ。でも壊れることもある。でもそれすら楽しもう。仲間を増やそう!そう決心したあなたは銀行預金を引き出していざ、旧車ショップへ(あるいは自宅パソコンの前へ?)。では実際にクルマのどこを見ればいいのか。実践的なチェック方法を紹介しよう。
旧車に乗るうえで大事なのは資金とガレージと優しい心と……部品である。つい勢い余って購入したものの、補修部品が手に入らず放ったらかし、ということになりかねない。そこで旧車選択の方法を部品供給という観点から見てみよう。
旧車に興味はあるし、乗ってみたいし、買ってみたい! そうは思ってもなかなか最後の一歩が踏み出せない……。
そんなクラシックカー初心者たちへ、歴戦の旧車マスターたちがアドバイス。はじめは誰しもビギナーだったのだ。
なにかを手に入れるとき、どうしてそれが欲しいのかという動機は大きな意味を持っている。ただの移動手段や荷物運搬をするだけのためにクルマを欲するならば、旧車という選択肢はいの1番に除外されるだろう。便利な道具としてではない、その先にある「乗りたい理由」。とある女性オーナーが旧車に乗ろうと決めた、その理由を聞いてみた。
物心付いたときからフランス車が家にあった。だからこの奇妙な乗り物にもまったく抵抗はなかった。シトロエン2CVはフランス合理主義の権化のようなクルマだ。日本でもファンは多いが、多くはエンジンが602㏄になったʼ70年以降の車両。石野直樹さんが1年半前に手に入れた2CVはさらにエンジンが小さいʼ65年式で、425㏄(16・5 HP)しかないのである。だが、限られた馬力を使って走るのが楽しい。
そう、旧車は機械というより心も感情もある生き物、ペットも同じなのである。放ったらかしにしてしまうと機嫌を損ね、こまめに手入れをしなければ調子を崩す。たまに気晴らしに遠出をさせたほうがいい。病気になったら病院に連れて行く。生き物である以上は〝主治医〟がいたほうがいいだろう。地元に旧車をいじれる整備工場を見つけておこう。整備工場がなければ友人知人でも、とにかく旧車を正しく整備できる人材を身近に確保するべきだ。こうしてまた旧車を通じて気の置けない仲間が増えていくのである。すなわちこれ、〝文化〟と言えるのではないか。
ヴィンテージカーがほしいならショップに行ってみよう。安くはない買い物だ、わからないことはスタッフにどんどん聞く。エンジンをかけてもらい、できれば試乗もしよう。そしてじっくり考える。……そんな読者諸兄の目線から、専門店に並ぶ旧車を編集部が拝見。ボディは? エンジンの調子は? 買うべきか買わざるべきか? そのリアルな姿をお伝えする。
各界の著名人・有名人には旧車オーナーが少なからずいる。そんな方々のうらやむべきヴィンテージライフを公開していただこう。第1回はテレビ・ラジオで引っ張りダコの落語家、春風亭昇太さんだ。
インタビューのため昇太師匠のご自宅に伺った。1階のビルトインガレージにはパブリカとキャロル600が佇んでいる。和室に通された取材スタッフは正座で話をうかがっていたのだが、「足を崩してください。僕は仕事柄慣れてるけど」と助け船を出してくれた昇太師匠。優しい方だ。
子育てがひと段落してからが人生の本番スタート。仕事で多忙を極める40代から50代だが、その時代に始めた趣味ほど人生を深く豊かにしてくれるもの。……そう達人は教えてくれる。
意外かもしれないが、昭和の時代、若者が免許を取って初めて乗るクルマの多くがリヤエンジン・リヤドライブ方式(RR)だった。この原体験を継承すること50年というベテランRR使いがたどり着いた境地とは。
ベレット、スカイラインとステップアップし、ついに手に入れた3年落ちのBMW2002。インターネットがなかったその当時、外車を個人が維持するのは苦労の連続だった。
四輪ならラリーで強いランチアに心惹かれた。だが手に入れたデルタ・インテグラーレは地上高が低すぎた。思い切ってストラトスに乗り替えた。
これから古いクルマを入手しようというあなたに、老婆心ながら知ってもらいたい運転技術と整備法があります。いやいや知っていれば、何も難しいことなんかありませんよ。
普段の整備がしっかりできているなら必要ない知識……かもしれないが、突然やってくるのが旧車のトラブル。クラシックカーは歳を重ねているぶん、新車よりもトラブルは多少ある。そんなときの応急処置方法を知っておこう。
●オートショップ・タキーズ
●エヌケー・ガレージ
●カネコモータース
●新和自動車 クラシックカーナゴヤ
「クラシックカーに乗るか、乗らないか」世の中には、2種類のオトコしかいない。もしあなたが前者ならば、こうした出会いがあってもいいはずだ。
お気に入りののクルマ・パーツ・グッズがきっと見つかる Vintage Paradise SHOW ROOM。旧車LIFEはまず「出会い」から。ビビっときたら、まずは各ショップへ問い合わせてみよう!
とっておきのヴィンテージカーも乗りっぱなしではやがて色あせてしまう。ワックスやコンパウンドを使ってボディをお手入れすればそれなりに輝きは増すものの、さらに本当の美しさを引き出したいのなら、小さな部品にも目を配ってほしい。
経年劣化とともに衰えたメカニズムゆえに、過酷な環境となる夏の暑さを乗り切るにはトラブル予防が必須。同時にエアコンのない旧車の室内対策も考えてみよう。
①憧れた足もとのオシャレ アルミホイール
②今、再び「ラジカセ」に思いを馳せる
③幻のエレキベースギター48年ぶりに現る
1950 年代~1970 年代に製造された人気の日本車65 車種+外国車55 車種の値動きを徹底的に調査
旧車をレストアして所有するならパーツの入手は避けて通れない道だが、部品が調達しにくくなりつつある。しかし、その悩みもとうとう過去のものとなりそうだ。
クルマやバイクのモーターシーンで特別に作られた服や小物などの関連プロダクツをオートモビリアという。それらは限られた関係者だけに配られ、一般に流通することはない。ここに紹介するものは、盛んだった'60年代日本のレースシーン/モーターシーンを彩ったヴィンテージグッズの数々。
クラシックカーの本棚
No.001
全日本ダットサン会
EVENT CALENDAR [2015.08.02~2016.11.29]